創業者向けガイドブック 未来へ進む、はじめの歩み ~創業を考えているあなたへ~

大阪信用保証協会では、皆様のビジネスを個別にサポートする、さまざまな経営支援に取り組んでいます。中小企業診断士の有資格職員による無料の経営相談、ビジネスマッチングを応援するイベントなどをご案内します。


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2405創業計画の作成とが重要です。創業に係る信用保証協会の各種保証制度は、すべて金融機関からの融資であることから、金融機関との関係を築く絶好のチャンスとなります。自己資金のみで創業準備ができる場合であっても、返済が見込める必要最小限の融資を受けることは、不測の事態への備えだけでなく、金融機関との関係構築の足がかりとすることができます。●金融機関の選び方では、どのように金融機関を選んでいけばよいのでしょうか。売上代金を現金で回収することが多く、頻繁に金融機関の窓口に行く必要がある場合は、事業所に近い金融機関が便利でしょう。金融機関口座からの送金が頻繁に必要なケースは、立地よりも手数料が安い金融機関を選ぶことにメリットがあるかも知れません。他にも、融資を受ける場合は、金利の低い金融機関を選択することもあるでしょう。一方、金融機関は決済取引や融資のみを行っているのではなく、経営に関する情報提供、ビジネスマッチングなどの多様な「経営支援サービス」を行っています。手数料や金利などコストの視点で金融機関を選ぶこともひとつですが、このようなサービスも含めて面倒見がいいかどうかで判断することも重要です。●「メインバンク」を含む複数の金融機関との取引のすすめ取引のある金融機関のうち、最も多額の融資を受け、密接な関係にある金融機関を「メインバンク」と呼びます。メインバンクとは、定期的・重点的にコミュニケーションを取るように心掛けましょう。また、融資取引だけでなく、日々の決済口座として預金取引を利用することに加え、従業員への給与振込を依頼するなど、取引の深耕を図ることも大切です。持続的な取引を行うメインバンクは、融資、コスト面だけでなく、経営に関する情報やサービスの提供も含め、常に寄り添い、事業をサポートしてくれるかどうかなども踏まえて判断する必要があります。また、事業を軌道にのせ、拡大するためには、危機管理の観点からも複数の金融機関とチャンネルを持ち、それぞれの金融機関の強みや特徴を理解したうえで、「メインバンク」、「サブメインバンク」を使い分け、信頼関係を構築していくことも重要です。


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